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日本行政書士会連合会 第13280909号 奈良県行政書士会 第827号
イーワイロドリ
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ここでは株(公開株)やNISAなどの証券口座の相続手続きについてよくある質問をご紹介します。
最近では、窓口を持たないインターネットのみの証券会社が取引手数料が安いため、株取引をネット上でされている方が増えています。基本的には、窓口に赴くというよりは各証券会社に相続が発生した旨の連絡を取り、手続き資料を送ってもらう必要があります。なお、遺言書や戸籍は原本を提出し後日還付という流れになりますので、特にお急ぎでなければ銀行の手続きを先に済ませておくほうが手元現金の心配が無いでしょう。
証券会社の相続手続きは、銀行の相続手続きと異なり、故人さまの口座をそのまま使うという対応をしていません。そのため、その証券会社で相続人名義の口座があればその口座に株などを移行するということになりますが、証券口座をお持ちでない場合は新しく相続人名義の口座を開設し、株などの金融商品の引継ぎを行います。なお、株などを現金化するには相続人自身がご自身の判断で売却する必要があります。売却後、証券口座から自身の銀行口座へ現金として振り替えができるのが2日、振り替え手続きをして銀行口座に着金するにも1日~2日ほどかかるのが一般的ですので、すぐには現預金として自由に使えるようにならないとお考えください。
株などの金融商品を売買している方には、証券会社から取引や残高に関する報告書が郵送されてきます。また、口座開設時の資料などを保管している場合もありますので、故人の郵便物を確認してください。なお、故人が取引や残高に関する報告書を電子交付で利用していた場合は、メールを確認すれば分かる場合があります。頻繁に株取引をされていらっしゃる故人さんでしたらブックマークを手掛かりに証券会社へ問い合わせてみるのもひとつです。